身体知 身体が教えてくれること
『「おじさん」的思考』の内田樹VS『オニババ化する女たち』の三砂ちづるが語り尽くす身体的思考に基づく新しいコミュニケーション論。
「身体知」という言葉を使うと、「脳の司る知的活動」に対して、「身体の司る知的活動」というものを二極的に考想する読者が多いと思う。
けれども、そのような理解の仕方には若干の留保が必要だと思う。
「身体知」は「身体が行う知的判断」や「身体から発信されるメッセージ」を意味する。
そして、それが「知的判断」や「メッセージ」である限り、判断を吟味し、メッセージを解読するのはすぐれて知的な活動であり、それに脳が介在しないということはありえない。
身体と脳の二元論はわかりやすい図式だけれども、濫用することは自制するほうがいいだろうと思う。
脳が介在しない純然たる自律的な身体的経験(細胞の分裂とか腸の蠕動とか)には、人間的境位ではほとんど意味がないからである。
内田先生のブログにて2004年12月12日に「三砂先生と会う」というエントリーがあるので参考までに。
また、2004年9月27日版もあります。
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『身体知 身体が教えてくれること』へのレビュー
勘ですが、この本(まだ発売されていないのでもちろん読んでいませんが)はヒットするような気がします。
投稿者 shoulder : 2006年03月24日 18:09





