映画の構造分析
あらゆる物語には「構造」があります。
メディアから提供されるすべての情報は「物語」です。
「物語を拝し、真実のみ語れ」というような無謀なことをいう人がいますが、これは世の中の仕組みのわかっていない人の寝言です。
私たちはどのような出来事についても、そこから「有意なデータ」を選び出し「どうでもいいデータ」を棄て、ひとまとまりの「情報」単位を構成します。
私達は必ずデータの取捨選択を行っています。
私はただそのデータの選択のことを「お話をつくる」というふうに言い換えているだけのことです。
私たちは日常的に遭遇するややこしい事態を説明しようとするとき、必ず物語を通じてそれを語ります。
ひとは何かを説明しようとするときに、お話を一つ語る。
私たちは、他人に何かを説明する場合だけでなく、自分に何かを説明しようとする場合にも物語を語ります。「自分自身に何かを説明すること」それが「知る」ことです。
『映画の構造分析』へのトラックバック
トラックバックURL:
このリストは、次のエントリーを参照しています: 映画の構造分析:
» 本「映画の構造分析」 from 月影の舞
「映画の構造分析
ハリウッド映画で学べる現代思想」
内田樹:著
晶文社/2003.6.15/1680円
ハリウッド映画の物語分析を通... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年11月11日 14:29





