現代思想のパフォーマンス

現代思想のパフォーマンス

・読み : げんだいしそうのぱふぉーまんす
・著者 : 内田 樹、難波江 和英
・発行 : 松柏社
・発行日 : 2000/04
・ジャンル : 現代思想
・定価 : 2,940円

「ある社会集団の固有の語法」、別の言い方をすれば、ある時代、ある集団のメンバーが「ごく自然に文章を書く」ときに固有の「書き方」、それを、バルトは「エクルチュール」と術語化した。

エクリチュールを選ぶということは、ある地方神を奉じるローカルな宗教に帰依することに似ている。
この地方神は嫉妬深く、彼以外の神が分節する世界を許容しない。

エクリチュールは本質的に排他的でローカルな語法である。
だから、エクリチュールのうちで思考し、表現しているかぎり、世界のある側面は組織的に見落とされ、ある種の主題は決して意識化されない。

「神話の檻」から脱出したいと望むならば、ひとつの記号からいかに多くの読み筋を掘り起こせるか、その記号が可能性として含んでいるカオス性・多義性をいかにして賦活するかということがさしあたりの課題として立てられることになる。
これがバルトのテクスト論の基本的な構想である。





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読書感想「現代思想のパフォーマンス」 現代思想のパフォーマンス 【評価】★★★ [続きを読む]

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